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高原新田宿

2013.08/02(FRI)

法華題目塔道標
旧会津西街道高原新田宿




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平成25年(2013)
・ 8月 2日
 スキー場(ハンターMt)のユリを見に行き、帰り途に会津西街道の高原新田宿(現鶏頂開拓)に寄って来た。ここは慶応四年五月、藤原にいた郡上藩「凌霜隊」が塩原へと辿る分岐の宿である
凌霜隊戦記の一部、其の一(2012.08/19)

高原新田宿_c0185705_1283143.jpg

写真;2013.08/02、「南無妙法蓮華経」の題目&右塩原道・左会津道、とようやく読める?
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以下、現地の案内板から

日光市指定文化財
ほっけだいもくとうどうひょう
法華題目塔道標

種別  有形民俗文化財(信仰)
総丈  160cm
幅   (塔身)42cm (基台)60cm
奥行  (塔身)28cm (基台)61cm

 この塔道標は、万治三年(一六六〇)旧会津西街道における会津道と塩原道の分岐点に道標として建立されたものである。その場所は旧高原新田宿の最北端の境界(関東と会津)地点である。
 中央部に法華題目が刻まれているのは、日蓮宗の伝道者や旅行者が道中の安全を祈願したためと考えられることから、この街道は日蓮宗の重要な伝播道でもあったことを示している。
 万治三年は会津藩による山王峠の難路打開普請の翌年に当たる(「会津藩家世実紀」巻之十九)。山王峠の普請は、会津藩の江戸方面の公用道としての機能を飛躍的に増大せしめた。これによって廻米をはじめ会津圏との商品流通の量的拡大を容易にしたであろう。この塔道標はこのような事情を示す資料的価値も大きい。
     昭和四十九年九月十四日指定
     日光市教育委員会
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by mo20933 | 2013-08-02 19:44 | >藤原