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楽翁公遺蹟白河南湖公園

2014.09/09(TUE)

楽翁公遺蹟白河南湖公園 




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写真;2014.09/08
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以下、現地の案内板から

国指定史跡及び名勝
南湖公園
     (定信公遺墨)
 南湖は、享和元年(一八〇一)に、白河藩主松平定信(一七五八~一八二九)によって造営されました。
 「南湖」の名称は、小峰城の南にあることと、唐の詩人李白(七〇一~七六一)が洞庭湖を詠んだ「南湖秋水夜無煙」の漢詩にちなむと伝えられています。
 定信は、西の那須連峰、東の関山の眺望を取り入れ、山には楓や桜、松などを植え、湖を囲む十七の景勝地を選ぶなど、自然との調和を図って造り上げました。そこには、当時各地に存在した大名庭園とは異なり、囲いはもうけられませんでした。
 これは、定信の「士民共楽」(武士も民衆も身分の隔てなく共に楽しむ)という理念が、大きく反映されたためと理解されています。
 こうした定信の「士民共楽」の理念と、南湖のもつ自然美が評価され、大正十三年(一九二四)には「南湖公園」として国の史跡及び名勝に指定されました。
 今なお往時の景観がよく残されている南湖、そこには定信が示した「士民共楽」の理念が脈脈とうけつがれ、多くの人々が四季を通して共に楽しむ名所として親しまれています。
     平成二十四年四月吉日
     松平定信公生誕二百五十周年記念事業
     白河市教育委員会/白河西ロータリークラブ 建立
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by mo20933 | 2014-09-09 08:34 | 白河市