共楽亭
2014.09/08(MON)
共楽亭 白河市南湖公園鏡山
写真;2014.09/08
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以下、現地の案内板から
白河市指定重要文化財(建造物)
きょうらくてい
共楽亭
白河藩主松平定信により、南湖築造終了後の享和年間(1801~1803)に建てられた茶亭(さてい)です。
寄棟造りの木造木羽葺平屋建てで、北側を除く三方に幅3尺の切目縁を内縁式でめぐらせ、下屋を付けています。現在の建物は、明治35年(1902)に大きな修築が施された後の建物です。
室内は8畳2間の造りですが、2間の間には鴨居や敷居がないため、16畳1間であるかのようにも見えます。これは、茶室では身分の上下なく平等に付き合う、という考え方によるものだと伝えられています。
定信の近臣・田内親輔の記録(「守国公御伝記」)には「来遊者には皆憩息することを許し」とあり、定信が共楽亭を詠んだ和歌には
「山水の 高き低きも隔てなく 共に楽しき円居すらしも」とあることから、領民と共に楽しんでいたことが偲ばれます。
指定年月日 昭和37年2月9日
所在地 白河市南湖
所有者 白河市
大きさ 桁行 7.3 m
梁間 3.66m
白河市教育委員会
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■ リンク
・so-netブログ;只今出掛ケテ居リマス
共楽亭 白河市南湖公園鏡山
写真;2014.09/08
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以下、現地の案内板から
白河市指定重要文化財(建造物)
きょうらくてい
共楽亭
白河藩主松平定信により、南湖築造終了後の享和年間(1801~1803)に建てられた茶亭(さてい)です。
寄棟造りの木造木羽葺平屋建てで、北側を除く三方に幅3尺の切目縁を内縁式でめぐらせ、下屋を付けています。現在の建物は、明治35年(1902)に大きな修築が施された後の建物です。
室内は8畳2間の造りですが、2間の間には鴨居や敷居がないため、16畳1間であるかのようにも見えます。これは、茶室では身分の上下なく平等に付き合う、という考え方によるものだと伝えられています。
定信の近臣・田内親輔の記録(「守国公御伝記」)には「来遊者には皆憩息することを許し」とあり、定信が共楽亭を詠んだ和歌には
「山水の 高き低きも隔てなく 共に楽しき円居すらしも」とあることから、領民と共に楽しんでいたことが偲ばれます。
指定年月日 昭和37年2月9日
所在地 白河市南湖
所有者 白河市
大きさ 桁行 7.3 m
梁間 3.66m
白河市教育委員会
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■ リンク
・so-netブログ;只今出掛ケテ居リマス
by mo20933
| 2014-09-08 22:45
| 白河市